この記事は、いま注文住宅や建売を契約して、
- 基礎や工事が進んでいくのを見ながら「ちゃんと建ってるんだよな」とふと不安になる
- 「新築 欠陥」「手抜き工事」と検索したことはあるが、何をどう確認すればいいか分からない
- 施工会社を疑いたいわけではないが、素人の自分が見落とすのが怖い
——という方に向けて書いています。家づくりにまったく不安がない方や、すでに建築の知識が十分にある方には必要のない話です。
「確認したい」と言い出せないのは、面倒だからじゃない
家づくりで多くの人がつまずくのは、お金でも間取りでもなく、もっと手前の気持ちの部分だと思います。
- 図面を見ても「立派だな」としか分からない。何が正常で何が異常か判断できない
- 内覧会でチェックリストを渡されても、見落とす自信しかない
- 「ちゃんと建ってますか?」と聞くこと自体が、担当者を疑うようで気が引ける
現場監督も営業さんも、いい人。だからこそ「確認させてください」が言い出しにくい。この感覚は、家を建てた多くの人が通る道です。
先に結論を言うと、いまは施工会社とまったく利害関係のない「第三者」に、家を見てもらうという方法があります。しかも、スマホで写真を送るだけの“遠隔”から始められるサービスも出てきました。ただ、その話の前に、なぜ新築でも確認が必要なのかを整理させてください。“一生に一度”だからこそ、判断の材料が要るからです。
なぜ「新築」でも、確認が必要なのか
「新築なんだから、プロが建てるんだから大丈夫」。そう思いたい気持ちは、よく分かります。ただ、家づくりは何千という工程の積み重ねで、そのすべてに人の手が入ります。設計の行き違い、現場ごとの施工のばらつき、工期に追われた確認漏れ——悪意がなくても、不具合は起こりえます。
この「8割」という数字は、必ずしも全部が住めないほどの重大な欠陥という意味ではありません。軽微な手直しで済むものも多く含まれます。それでも、「自分の家にも、見つかっていない手直しポイントがあるかもしれない」と考えるだけの根拠にはなります。問題は、その多くが——
完成すると、見えなくなる場所がある
家には、工事の途中でしか確認できない場所があります。
- 基礎・配筋:コンクリートを流す前にしか、鉄筋の状態は見えません
- 壁の中(断熱材・防水):石こうボードや外壁を張ったら、もう確認できません
- 床下・屋根裏:完成後は点検口からしか覗けず、素人には何が問題か判断しづらい
だからこそ、「引き渡しのときに一度だけ見る」よりも、工事が進む途中の段階で確認できると、手直しがきくのです。壁を張る前なら直せたものが、完成後だと大ごとになる。タイミングの問題は、お金と気持ちの両方に効いてきます。
本当に欲しいのは、「安心して鍵を受け取れる日」
想像してみてください。引き渡しの日。営業さんから鍵を受け取って、何も後ろめたさがないまま、玄関のドアを開ける。子どもが裸足でフローリングを走り回り、奥さんが「ここにソファ置こうか」と話している。あなたは「見えない場所も含めて、ちゃんと確認した」と心の中で頷きながら、その光景を眺めている。
家の満足は、間取りやキッチンのグレードだけで決まるものではありません。「確認すべきことは確認した」という納得が、これから35年住む家の土台になります。多くの人が本当に欲しいのは、立派な設備よりも、この「安心して鍵を受け取れる日」のほうではないでしょうか。
逆に、いちばん避けたいのは
住み始めてしばらくして、小さな不具合に気づく。床のきしみ、建具のわずかな傾き、雨の日のシミ。大半は補修で直る範囲の話です。それでも、そのたびに頭をよぎるのは、不具合そのものより「あの時、見てもらっておけば」という思いだったりします。
家は、買い直しがききません。気になり始めると、人は無意識に確認を後回しにします——点検口を開けるのが億劫になり、「たぶん大丈夫」で蓋をする。そうやって“確認しなかった自分”だけが、静かに残っていく。多くの後悔事例に共通するのは、欠陥の大きさよりも、「契約前・引き渡し前に調べておけばよかった」という、タイミングへの悔いです。
「第三者の住宅診断」という選択肢
そこで知っておきたいのが、ホームインスペクション(住宅診断)です。建築の専門家が、施工の品質を第三者の立場でチェックしてくれるサービスのこと。ここで紹介する「家づくりチェックプロ」は、その住宅診断サービスのひとつです。
特徴①:完全な「第三者」だから、忖度がない
いちばん大きいのはここだと思います。あなたが気にしている「施工会社を疑うようで言い出しにくい」を、肩代わりしてくれる存在だからです。住宅会社とのつながりがない第三者機関がチェックするので、施工側への遠慮なく、率直に見てもらえます。あなたが直接「ちゃんと建ってますか」と聞く気まずさを、引き受けてくれるイメージです。
特徴②:「遠隔検査」と「現地検査」を選べる
状況に応じて、スマホで撮った写真を送って見てもらう遠隔検査と、専門家が実際に現地を見る現地検査を選べます。両方を組み合わせることもできます。「まずは気軽に相談から」という入り方ができるのは、最初の一歩としてはありがたいところです。
特徴③:工事の途中で、何度でも確認できる
前に書いた「完成すると見えなくなる場所」の話と直結します。工事の段階ごとに確認することで、壁を張る前・コンクリートを流す前といった“直せるタイミング”で手当てできる。完成後のトラブルを、その前の段階でつぶしておく考え方です。
まずは「無料の相談」から始められる
家づくりチェックプロは、LINE・Web・電話での無料相談を受け付けています。「うちの場合、どこを・いつ見てもらえるのか」「今の工事段階でも間に合うのか」を、申し込み前に聞けます。
つまり、「検査を頼むかどうか」を決める前に、“自分の家だと何ができるか”を知るだけなら、費用はかかりません。
遠隔検査なら、流れはシンプル
遠隔検査の場合、指定された箇所をスマホで撮影して送り、報告書を受け取る、というシンプルな流れです。現地検査や、工事段階に合わせた検査の進め方は、無料相談のときに自分の状況を伝えて確認するのが確実です。
対応している主な検査
費用や検査の範囲はプランや建物の状況によって変わります。正確な料金と“自分の家で見てもらえる範囲”は、無料相談で確認してください。「もう完成しているけど大丈夫か」「工事の途中だけど頼めるか」といった個別の事情も、ここで聞けます。
正直に:住宅診断が向かない人
迷っている方のために、向かない場合も書いておきます。
- すでに建築の知識が十分にあり、自分で工程を判断できる人。第三者に頼まなくても確認できるなら、無理に使う必要はありません
- 「何があっても費用は一切かけたくない」人。無料相談はできますが、実際の検査には費用がかかります。そこに価値を感じられない場合は合いません
- 「指摘がゼロだと払い損」だと感じてしまう人……は、考え方を少し変えると向きます。指摘ゼロは“損”ではなく、“確認できた安心”という結果だからです
まずは、自分の家で何ができるかを聞くだけ
無料相談では、「今の工事段階で何を見てもらえるか」「遠隔と現地のどちらが向いているか」を確認できます。検査を申し込むかどうかは、聞いてから決めれば大丈夫です。
よくある不安Q&A